HSPの仕事後の気持ちの切り替え方とリラックス法眠れない時の対処法

HSPの皆さんは、仕事が終わった後、すぐにプライベートな時間を楽しめますか？

私もHSPなのですが、全くと言って良いほど、楽しめません。

今日一日の仕事の様子が、勝手に頭のなかに流れてきます。

あの時の上司との会話・・・

あの時の同僚とのやりとり・・・

そうしているうちに、

あの時、あぁしていれば良かったかな。

あの時の上司の雰囲気からすると、使えない人だと思われたかな。

など、今さら考えてもしかたないことまで、頭の中をぐるぐる巡ります。

仕事の振り返りは大事なことですが、本当に些細なことや、ほとんど大丈夫だけれど、ちょっと気になること、など細かなことも考えてしまい、毎日疲弊してしまいます。

普通の人なら考えもしない些細な事を、深く考えてしまい、必要以上に不安になる―。

こんな毎日を送っていると、本当につらいですよね。

そこで、私がおこなっている、仕事が終わったあとの気持ちの切り替え方と、リラックス法、眠れない時の対処法についてお話します。

HSPの仕事が終わった後の気持ちの切り替え方

普通、仕事は、その日一日の業務を終えると終わりますよね。

タイムカードを打ったら、仕事は終了―。

しかし、HSPである私は、その日の仕事を終えて、タイムカードを打っても、気持ちの面では仕事が終わったように感じません。

今日一日あったことを、頭の中で繰り返し、勝手に今日の仕事の反省会がおこなわれます。

そして、とても些細なことを気にして、深く考え、気持ちが落ち込んでしまうことが多いです。

いつも優しい上司の返事が、素っ気なかった・・・

忙しい同僚に声を掛けてしまった・・・嫌われたかな・・・

など、今考えてもしょうがないことで、頭がいっぱいになることがあります。

もちろん、処理した仕事のことをいろいろ考えていくうちに、ミスに気づき、早い段階で対処できた、など良いこともあります。

しかし、職場の人の様子から、勝手に想像を膨らませ、アレコレ考え過ぎて落ち込む・・など、考えても仕方のない事で頭を悩ませてしまうこともあります。

そのような時は、気持ちを切り替えて、楽しいことを考えたい・・・

でも、HSP気質のせいか、なかなか気持ちの切り替えがうまくできない。

そんななか、私がいろいろ試したなかで、気持ちの切り替えがうまくできた方法があります。

その1つは、

・家で1人で熱唱する（歌をうたう）

ある時、仕事が終わって家に帰った時、上司とのやりとりを思い出して、気持ちが落ち込んでしまった時がありました。

その時、もう思い出したくない！と思い、家で無理やり大きな声で歌をうたいました。

すると、「歌をうたう事」と、「頭で考える事」が、同時にはできないようで、歌をうたっている時は、何も考えずにすみました。

そして、歌をうたうことを繰り返していくうちに、落ち込んだ気持ちがどこかにいき、気持ちの切り替えをすることができました。

この方法は、上司とのやりとりを、歌をうたうことで、無理やりかき消していくイメージです。

そして、もう1つの方法は、

・ツイッターでつぶやく

私は、SNSは全く活用していませんでした。

SNSは面倒だなと感じていましたし、ツイッターも手間で絶対にやらないと思っていました。

しかし、仕事の関係でツイッターを始めてから、その効果を感じました。

個人的なツイッターでは、HSPならではの悩みなどを、つぶやいていますが、簡単にできて便利ですし、何より、本音を話すことができます。

あまり人には言えないことや、人の目を気にして言えないことなど、心の内を素直に吐き出すことができます。

そして、同じHSPの方の心の中を知ることができるので、自分だけじゃないんだと、安心することもできます。

ツイッターでつぶやいたり、他の方のツイートを見ているうちに、いつの間にか気持ちの切り替えができていました。

・家で1人で熱唱する
・ツイッターでつぶやく

どちらも、嫌な感情を外へ発散させたのが良かったのかなと思います。

いつもは、買い物をしたり、好きな物を食べることで、仕事後の落ち込みを解消しようとしていましたが、その方法だと、一時的にしか落ち込みを解消することしかできませんでした。

しかし、歌をうたったり、本音をさらけ出したりすることで、仕事後の落ち込みを外へ発散させて、気持ちの切り替えをすることができました。

また、どちらの方法、1人で誰にも気を遣わずに、手軽にできることも、HSPとしては良かったと思います。

HSPのリラックス法

仕事が忙しかった時は、家に帰っても、体が活性化されていて、なかなかリラックスできないことがあります。

本当は、心も身体も疲れているので、ゆっくりとしたいのに・・・

そんな時私は、

とにかく寝る準備を早くする！

まずは、今日やることを全て終わらせます。

お風呂に入ったり、明日の準備をしたり、家事をしたり・・・

今日やっておいた方が良いことを全て終わらせ、何もしなくて良い状態を作ります。

そして、部屋の扉を全て閉め、1人の空間を作ります。

そして次に、温度を適温にします。

冬ならば、肌触りの良い羽織を着るなど、自分が心地よく過ごせる方法で、自分にとって心地よい温度にします。

あとは、ひたすら自分の好きなことをします。

ドラマを見る、映画を見る、本を読むなど・・・

そして、たまに、深呼吸をしたり、伸びをしたり、ストレッチをしたりして、体を落ち着かせます。

自分にとって「不快なもの」を全てなくして、「心地よいこと」だけをすると、私はリラックスできます。

HSPの方は、1人の時間が必要な方が多いと思いますが、本当にその通りだと思います。

いろいろな刺激に敏感であり、人の目を気にし過ぎるHSPにとって、「心地よい空間で1人で過ごす時間」って本当に大事ですよね。

HSPの眠れない時の対処法

仕事が忙しくて残業をした、明日も出勤が早いので、家に帰って早く寝たい・・・

それなのに眠れない・・・

そんな時ありますよね。

早く寝たいのに眠れない。

疲れているはずなのに眠れない。

心も身体も、忙しいままのテンションから抜け出せず、ゆっくり休むことができない。

時間があれば、気分転換をして、リラックスしたいけれど、そんな時間もない。

そんな時に私が実践していることは、

・ベッドの上でゆっくりと腹式呼吸をする

室温を自分にとって快適な温度にして、肌触りの良い布団をしいて・・・

そして、自分にとってリラックスできる体勢になり、ゆっくりと腹式呼吸をする。

会社の産業医の先生に聞いた話では、自分の体の重みを感じて、下から引っ張られているようなイメージすると、自然と体の力が抜ける、とのことでしたので、それも実践しています。

毎回この方法で、眠れるようになるわけではないのですが、うまくいくと、とてもぐっすり眠ることができます。

その時は、目覚めも心地よいです。

しかし、この方法で眠れない時は、

・リビングのソファで寝る

なぜか眠くても、寝室に行くと眠気が覚めてしまうことがあります。

リビングのソファって、私にとって、とてもリラックスできる場所です。

一度、リビングのソファで横になって、ゆっくりして、心を落ち着かせると、眠気が来て寝ることができます。

眠いままソファからベットに移動するのは、つらいですが、眠れないままいるよりは良いので、この方法をおこなっています。

仕事で疲れているのに、眠れない時ってつらいですよね。

眠れない時間って、余計なことを考えてしまうので、自分なりの眠れない時の対処法を知っておくと、安心できますよ。