子供が小学校を休んだ時、近所の子が連絡帳を届けてくれますよね。
親としては、「わざわざありがとう・・」と申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで、連絡帳を受け取ります。
「お互い様」の関係なら、それほど気にならないのですが、自分の子供ばかりが、連絡帳を「届けてもらう側」だと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね・・・。
そんな時、せめて届けてくれたお礼にと、お菓子の１つでも渡したい気持ちになりますが、
これってどうなのでしょうか？
気軽に渡したら良いのに・・とも思いますが、実はそう単純にはいかない理由もあります。
連絡帳を届けてくれた子にお礼は必要か？
届けてくれた子の親への対応は？
について経験をふまえてお話します。
連絡帳を届けてくれた子にお礼は必要？
子供が小学校を欠席をすると、近所の子が連絡帳を届けてくれますよね。
でも、近所の子と言っても、家から５分ほどかかる子が持って来てくれたり、他学年の子が持って来てくれたり、習いごとで忙しいのに持って来てくれたり、「申し訳ないな・・」と思う時ってあると思います。
うちの場合は、同じクラスの子が「すぐそこ」の距離にいるので、連絡帳を届けてもらうのに、大きな手間は掛けていないと思います。
ただその子は、兄弟がいるので、欠席をした場合は、うちの娘が連絡帳を持っていくことはありません。だから、「お互い様」の関係ではないんですよね。
それに、娘は、「登校渋り」をして欠席をする事があるので、３日連続で連絡帳を持ってきてもらう、なんて時もありました。
さすがに連続して欠席した時は、連絡帳を持ってきてくれた子に、本当に申し訳ないな・・・と思いました。
家が近いとはいえ、「インターフォンを鳴らして連絡帳を渡す」って、ちょっと面倒ですしね。
だから、連絡帳を届けてくれた時に、お菓子を渡そうかな？と考えました。
でも・・・よく考えて、結局は辞めました。
と言うのも、お菓子を渡すと、
・ 相手の親が気を遣う（お菓子なんて良いのに・・）
・ もし娘が連絡帳を届けることがあったら、相手の親も「お菓子渡さないと！」となる
・ 連絡帳を届けてくれた子が、別の子の連絡帳を届けた時にお菓子を貰わなかったら「この お家はお菓子くれない」と思うかも
そう考えると、お菓子を渡す気になれませんでした・・・
また、私の聞いた話では、「あそこの家は、連絡帳を届けたらお菓子をくれる」と子供たちが認識して、連絡帳の取り合いになった、なんてこともあるようです。
お菓子と言っても、アメ１個とか、クッキーの小袋１個、ぐらいにしか考えていませんでしたが、よくよく考えて、それも辞めておいて良かったと思います。それは、
・ アレルギーがあるかもしれない
からです。
アレルギーがある子って意外と多いんですよね。卵アレルギーという子もよく聞きます。
卵はお菓子によく使われる材料なので、安易にあげて、もし食べてしまったら大変です。
また、食べなくても、アレルギーの物をもらうと複雑な気持ちになりますよね・・・
だから、うちでは、連絡帳を届けてくれた子にお礼の品は渡していないですが、「ごめんね、ありがとう」という気持ちは心を込めて言うようにしています。
そして、娘の欠席が続いた時は、学校に連絡帳を取りに行く ようにしました。
連絡帳を届けてもらってお礼をするより、届ける手間を掛けないようにする方が良いですよね。
連絡帳を届けてくれた子の親への対応は？
連絡帳を届けてくれた子には、その場で、心を込めてお礼を言うようにしていますが、その子の親へは・・・？
私の場合は、会った時に必ずお礼を言うようにしています。
「この前○○ちゃんが連絡帳を届けてくれて・・ありがとう」
同じクラスの子なんですけど、連絡先を知らないので、会った時に言います。
家は近所ですが、わざわざ連絡帳を届けてくれた日にお礼を言いに伺う程ではないと思いますので・・届けてくれた本人にお礼は言っていますしね。
ただ、私のまわりでは、些細な事でも、お礼を言ってくれる方が多いので、少し日がたっても、言うようにしています。
正直、もう忘れているような些細な事でも、お礼を言ってもらう事もあるので、「何の話だっけ！？」と焦ることもありますが、お礼を言ってもらって悪い気になったことはありませんよ。
ベテランのお母さんほど、きちんとお礼を言われている方が多いので、「些細なことでもお礼を言う」ってママ友の間では特に大切なんだな・・しみじみと思います。
連絡帳を届けてくれた子にお礼は必要？親への対応は？経験談―おわりに―
育児って本当に些細なことでも悩みますよね。
自分でも、連絡帳を届けてくれた子にお礼を渡すかで、こんなに考えるとは思いませんでした・・・
私が子供の頃なら、親は気軽に渡してるだろうな、と思いますが、今はちょっとした事でトラブルが起こることもあるので、慎重になってしまいますよね。
こんな些細なことで悩むなんて、育児って本当に本当に大変です。