PTA役員になると、司会を任されることってありますよね。
私は、PTA本部役員になったのですが、苦手な司会ばかりやることになって、本当に戸惑っています。
アレもコレも司会をやるなんて、なんで自分ばっかり・・・
と落ち込むこともありましたが、こんなに司会をさせてもらえる機会もない!と開き直って前向きに頑張ることにしました。
とはいえ、苦手な司会―。
PTAの司会のコツって?
司会の初めと終わりの挨拶は?
緊張を和らげるにはどうしたら良い?
これらを経験をもとにお話していきます。
PTAの司会のコツは?
司会ってとても緊張しますよね。
仕事などで司会の経験がない方であれば尚更ですよね。
私も、司会の経験が全くないのに、PTA本部役員になった途端、司会という役目が降りかかってきました。
司会のことを考えるだけで緊張する。
なんで自分のような緊張するタイプの人間が、司会をやらないといけないんだ!
そう叫びたくなりました。
でも、私が見た限り、PTAで司会をすることになった人は全員、緊張しています。
司会ではなくても、委員の報告などで、代表で皆の前でしゃべることになった人は、全員、緊張しています。
緊張で声が小さい人や
うまくしゃべれていない人
原稿を棒読みの人
などなど、大勢います。
もちろん、司会が上手だなと思う人もいますが、緊張をしていない人は見たことがありません。
お給料をもらう仕事での司会と違って、PTAの司会は、
滞りなく会を進めることができたらOK!
だと私は思います。ただ、
・声が小さくて聞こえない
・もごもごとしゃべって、何を言っているかわからない
となると、出席者は困ってしまいます。
ですので、PTAの司会のコツとしては、
・大きな声で話す
・はきはきと話す
・ゆっくりと話す
緊張していると、どうしても早口になってしまいますが、棒読みでも良いので、大きな声でゆっくり話すと良いです。
PTAってボランティアですし、保護者だけの集まりなら、何回も練習する必要はないかなと個人的には思います。
学校にもよると思いますが、私の小学校では、原稿を読むだけの人がほとんどなので、棒読みでもあまり気になりません。
それより、声が小さくて、何を言っているのか分からない方が困ります。
また、私が所属するPTA本部では、地域とのつながりが強いので、保護者と地域の方が参加する研修会や交流会の司会をすることがあります。
地域の方が参加するとなると、少し事情が変わってきます。
大きな声ではきはきと話すことも、もちろん大切ですが
私が気を付けていることは
正しい敬語を使う
ということです。
地域の方はご年配の方が多いので、正しい敬語を使えるように、原稿を作る時は、調べながら作っています。
地域の方が参加するとなると、緊張も倍になるんですよね。
私は、保護者だけの場合は、あまり練習をしませんが、地域の方が参加する会の司会は、練習を繰り返します。。
PTAの司会の挨拶は?初めと終わりは何と言う?
PTAのどのような会でも、初めと終わりの司会の挨拶って、似ています。
初めの挨拶は、
皆様、本日はお忙しいなか、お集りいただきありがとうございます。
ただいまより、○○会を始めさせていただきます。
本日の司会進行を務めさせていただきます、○○と申します。よろしくお願い致します。
もしくは、
皆様、本日は○○にお集りいただき、誠にありがとうございます。
ただいまより、○○会を開催させていただきます。
本日の司会進行を務めさせていただきます、○○と申します。よろしくお願い致します。
そして、会長(会の主催者の会長)の挨拶が続くようであれば、
また、校長先生(校長先生から保護者へ)の挨拶であれば
では次に、終わりの挨拶について見ていきます。
本日は、誠にありがとうございました。
自分にとって言いやすい(しゃべりやすい)パターンを見つけておくと良いですよね。
しかし、私のように、とても緊張するタイプは、PTAの司会の初めと終わりの挨拶を覚えても、まだまだ緊張が和らぎません。
そこで次に、緊張を和らげる方法についてみていきます。
PTAの司会 緊張を和らげる方法は?
PTAの司会は、棒読みでも、
大きな声ではきはきと、ゆっくりしゃべる
と良いことは分かった。
初めと終わりの挨拶も分かった。
でも、それでもまだ緊張する。
特に、保護者だけではなく、地域の方が参加する会の司会をすることがほとんどの私は、司会の緊張をなかなか和らげることはできません。
そんな私が、緊張を和らげるために実践していることは、
・司会の原稿を納得いくまで仕上げる
・司会の原稿を信頼できる人に見てもらう
・司会の当日、困った時に助けてくれる人を見つけておく
司会進行の原稿は、別の人が作成してくれることもあると思いますが、自分で作成する場合もあります。
特に私は自分で作成する場合がほとんどです。
自分で作成する場合は、インターネットや本で、司会のプロ(と思われる人)が作った原稿を参考に作っていきます。
細かい言い回しや敬語が正しいかを、その都度調べて、完成させていきます。
そしてその原稿を、司会の経験豊富な人や、教頭先生などに見てもらうと安心できます。
これだけ準備した司会の原稿なら大丈夫だと思うのですが、当日、いざという時の為に、何か困った時にフォローしてくれる人を見つけておくと安心です。
PTA本部だと、他のメンバーがいますし、クラス会だと担任の先生もいます。
PTAの仕事って、1人で抱え込むものではないですし、司会は緊張するものだと多くの人が認識しているので、理解してくれる人も多いのではと思います。
準備はバッチリできた。
とは言え、それでも緊張するのが司会。
時間を掛けて準備をしても緊張する。
そのような時私は、
まずは、深呼吸をする。
緊張すると、呼吸が浅くなるので、ゆっくり深呼吸をします。
そして、開き直りの言葉を思い浮かべます。
・PTAってボランティア
・失敗しても自分が恥をかくだけ(誰にも迷惑かけない)
・失敗しても、みんな気にしてない
などなど。
そして、司会をがんばってやり切った時のご褒美を考えておきます。
・司会をがんばったら、このケーキを食べよう
・司会をがんばったら、このドラマを見よう
などなど。
ここまで準備して、やっと少しは緊張が和らぎます。
PTAの司会のコツや挨拶はどうする?緊張を和らげる方法は?―おわりに―
PTAの司会ってボランティアですし、何でここまで準備しないといけないんだ、と思う時もありますが、人前でしゃべる経験をしておくと、例えば、何かの自己紹介などあまり緊張しなくなります。
司会をたくさん経験するまでは、懇談会の自己紹介ですら、心臓をバクバクさせていたのですが。。
給料をもらえる仕事じゃないのに!
と思うこともありますが、苦手なことに向き合うって、これからの生活に役立つな、と思うこともあります。
まだまだ司会の壁は立ちはだかっていますが、何とか乗り越えてきます。