結婚式、一生に一度の晴れ舞台。
・・・でも、会社の人を結婚式に呼びたくない!という人も多いのではないでしょうか。
私は、HSPという気質で、病気ではないのですが、物事を敏感に感じてしまい、人の目をとても気にしてしまいます。
そのため結婚式は身内だけが良い、と昔から思っていました。
しかし、会社の人達は、結婚式といえば、上司や同僚を招待する人が多く、呼ばない場合、結婚の報告がしずらい・・・
そこで、結婚式に会社の人を呼ばないときの報告の仕方を考え抜いて、上司に報告したところ、納得した様子で報告を受けてくれました。
その時の方法についてお話します。
HSPの結婚式
私は、HSPの気質があります。
HSPは、5人に1人いると言われていて、病気ではないですが、物事を敏感に感じやすく、人目がとても気になってしまいます。
ですので、結婚式は、身内だけでやりたいと昔から思っていました。
会社の上司や同僚を招待すると思うと、緊張と気疲れで、結婚式が憂鬱・・・
幸い、夫もHSP気質なので、結婚式を身内だけでする、ということはスムーズに決まりました。
では、結婚式場はどこにするか?
そのことについて、私は特にこだわりがなかったので、夫の地元の神社でおこなうことにしました。
その神社は有名ではありますが、交通の便があまりよくないところで、同じ県内の私の実家からでも、電車とバスで、1時間以上かかる場所にあります。
少し遠い距離ではありますが、夫がこの神社が良いと言ったので、私自身も抵抗はありませんでした。
・・・しかし、このことが、後に幸いとなりました・・
結婚式で会社の人を呼ばない時 報告どうする?
私が勤めていた会社では、社内結婚が多く、結婚式をする場合、上司や同僚を招待する人が多くいました。
その為、身内だけで結婚式をする私は、何となく、上司に結婚の報告をしずらいな・・と感じていました。
上司に何て報告しよう・・・?
「結婚します。結婚式は身内だけでするので、招待はしません」
そんな直球では言えない・・・
とりあえず「結婚します」
とだけ言えば良いかな?
でも「結婚式はいつするの?」
なんていつ聞かれるかと思ったら、早めに身内だけと言ってしまいたい・・・
・・・でもよく考えたら、結婚式場は、会社の人たちの家からかなり遠いし、交通の便も悪い。招待されたら迷惑かも・・・?
そこで、結婚式で会社の人を呼ばないときの報告方法として、私が考えたのが・・・
「結婚をすることになりました。結婚式は、夫の地元でしますが、遠方ですので身内だけでおこないます。ですので、ご報告だけになりますが・・・。」
そう言うと、上司は・・
「あぁ、なるほど。おめでとう。」
と、報告を納得した様子で受けてくださいました。
結婚式を身内だけでする、とだけ言うと、会社の人は呼びたくないのかな?という雰囲気が出てしまうかもしれませんが、「夫の地元の遠方でする」と付け加えたので、遠いから身内だけで結婚式をするのかな?と思っていただけたと思います。
HSPの私にとっては、結婚報告はとても悩みましたが、上司に納得した様子で報告を受けてもらえたので、この言い回しで報告して良かったと思いました。
結婚式 会社の人から呼ばれたくない・・・が本音かも?
HSPの私は、会社の人を呼ばない結婚式の報告に、かなり頭を悩ませました。
しかし、結婚式って、ご祝儀や挨拶の準備など、招待される側も大変なことが多いですよね。
また、休日が一日潰れることになるので、仕事で忙しい上司にとっては、体力的にも負担になる場合もあります。
かく言う私も、結婚式に呼ばれたくない・・・
ご祝儀だけでなく、ドレスや髪のセット、交通費などを考えると、負担に感じてしまうことも多いです。
私が勤めていた会社でも、部下と折り合いが悪い上司が、その部下の結婚式に出席しませんでした。
直属の上司だったので、いくら折り合いが悪いとは言え、出席する方が良いと、まわりは思っていたのですが・・・
かわいい部下の為なら、結婚式に出席はするけど、折り合いの悪い部下のためとなると、結婚式が負担に感じられたのかもしれません。
ご祝儀や交通費など金銭的負担、挨拶の準備や部下の両親への挨拶など、結婚式に招待されるって本当に大変ですよね。
結婚式に会社の人を呼びたくない、という気持ちが、見えてしまうと不快な思いを与えてしまうかもしれませんが、理由があって結婚式に呼ばれないのであれば、会社の人も意外とホッとするのでは!?と思います。
結婚式で会社の人を呼ばない時 報告どうする?HSPの結婚式実話―おわりに―
HSPだと、結婚の報告ひとつでも、かなり悩んでしまいます。
どのタイミングで、どう伝えたら・・・
でもHSP気質でない人も、結婚報告となると悩みますよね。
結婚する側は、身内だけで気楽に結婚式を挙げたい、招待される側も、結婚式に呼ばれると大変、と両者の思いは一致している場合でも、本音のままには言えない・・・
何だか少し面倒にも感じてしまいますが、人間関係をスムーズに運ぶうえでは、必要なことなのかもしれませんね。