3月末に保育園を卒園して、4月1日から学童保育に通う子も多いのではないでしょうか。
私の娘も入学前から学童保育に通っていたのですが、通う前は、期待と不安を感じていたようでした。そこでわが家では、入学前に学童に行くことを、少しでも楽しめるように、いろいろな工夫をおこないました。
どのような工夫をしたのか?また緊張している子供にどのように声を掛けたか?それらについてお話します。
入学前の学童保育が不安!子供が楽しくなる声掛けはどうした?
学童保育ではないのですが、小学校の入学説明会の時に、説明担当の先生が、「お子さんに、小学校は楽しいところだよ、と声を掛けてあげてください。」と言われました。
保育園や幼稚園しか通ったことのない子供たちにとって、小学校は未知の世界ですよね。入学前は、期待と不安が入り混じった状態なので、「小学校は楽しいところ」というイメージを持てるように、先生はそのように言われたそうです。
コレ、学童保育でも同じだと思います。
・・大人でも同じですよね。
学童保育って、マイナスなイメージもありますが、親にとっても子供にとっても、メリットがいっぱいだなと、通ってみて感じました。(詳しくは⇒学童保育の良いところは?かわいそうではない!メリットに目を向けよう)
娘が通っていた学童保育は、
★ おもちゃがいっぱい
★ 本がいっぱい
★ お友達がいっぱい
★ 誕生日会などのイベントがある
と、子供たちが楽しめる環境がありました。(入学前の学童保育の説明会の時に、部屋の様子を確認していました。)
私は、そういう良い面を、普段からさりげなく会話に入れていました。
「そういえば、学童って、おもちゃいっぱいあるよね」「本がたくさんあって、楽しそう」「学童では誕生日会があるみたいで、プレゼントもらえるらしいよ」など。
また、別の私立の小学校に通うお友達が、学童だけは同じでしたので、「○○ちゃん、小学校は別だけど、学童で会えるよ」や、「○○ちゃんと○○ちゃんも学童に行くらしいよ」など、お友達関係の娘にとってうれしい情報はすぐに知らせていました。
しかし、同じ保育園から同じ小学校に通う子がいない、同じ学童に通う子がいない、という場合もありますよね。
その場合でも、「新しいお友達ができるね」と声を掛けると良いと思います。
娘の場合は、学童保育に、同じ保育園に通っていた子が数人いましたが、「新しいお友達ができるから良いね」と話していました。
そして、実際に、新しいお友達ができました。
同じ保育園から、同じ小学校に通う子がいない、という場合はなおさら、入学前にお友達を作るチャンスですよね。入学前に学童でお友達ができると、小学校に通う不安が和らぐので、良い機会だなと思います。
学童保育に対して、不安もあったけれど、期待もあった娘は、「学童の良いところ」をさりげなく伝え続けたことで、通う前には「学童楽しみ」と言っていました。
子供の不安を解消するために無理矢理に用意したメリットではなく、本当の学童保育の良いところを子供に伝えたので、子供も納得してくれたのかなと思います。
入学前の学童保育が不安!子供が楽しくなる工夫は何した?
長期休みでの学童保育は、「学習の時間」がありました。
しかし入学前の新1年生は、まだ勉強をしていないので、「折り紙」や「ぬりえ」など座ってできるものを持ってきて良いと言われていました。
そこでわが家では、娘と一緒に、学童保育に持っていくものを買いに行きました。
娘が好きな折り紙や、自由帳、ぬりえを、ちょっと多いかな?と思うくらい買いましたが、娘は、「これをやるのが楽しみ♪」とワクワクした気持ちになったようでした。
入学前に学童保育に通ったのは、10日もなかったですが、家にある物だけではなく、娘が好きなものを新たに選んで、一緒に準備したことで、学童保育に行く楽しみを作ることができたかなと思います。
また、入学前の春休み期間中は、朝から夕方まで、学童に通っていましたので、お昼はお弁当でした。
娘は、「かわいいもの」が大好きですので、お弁当は、かわいくなるように工夫しました。いわゆる「キャラ弁」です^^;
キャラ弁を1から作るのは大変ですので、「キャラ弁を作る道具」を買ったのですが、この道具も娘と一緒に選びました。
「このキャラクターのおにぎりが良い」や「この ふりかけ がかわいい」など、ワイワイと楽しみながら道具を選び、それでお弁当を作ることで、お昼ご飯の時間が楽しめるように工夫しました。
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学童保育に通う準備をした時は、ただ単に物を揃えただけでなく、「子供の学童への楽しみを増やす準備」でもあったなと思います。
保育園を卒園したと言っても、まだまだ7歳は幼いですよね。
全然知らない学童保育に通うのは不安だと思います。
「学童はきっと楽しいよ!」と根拠のない励ましを言わず、「楽しみを作る」ことで、学童保育への期待を高めることができたかなと思います。
入学前の学童保育が不安!親の不安はどうする?
子供を学童に通わせるのは親も不安ですよね。
そして、卒園してすぐに新しい環境に飛び込ませてしまって、申し訳ない気持ちもあったり、もう少しゆっくりさせてあげたかったなぁと思ったり。
でも学童保育は、楽しい事や良い面もいっぱいありますよ。⇒学童保育の良いところは?かわいそうではない!メリットに目を向けよう
卒園してすぐ学童に通えば、規則正しい生活を保つことができます。
また、入学前に、登校の練習もできます。(学童が小学校内にある場合はですが)
学童保育は、合う・合わないはあると思いますが、通ってみないと分からないので、まずは学童の良いところに目を向けてみるのはいかがでしょうか。
大人が見守る環境で、子供達を遊ばせることができるって、本当にありがたいことですよ。
入学前の学童保育が不安!子供が楽しくなる声掛けと工夫をしよう!―おわりに―
保育園を卒園すると、親も子供も新しい環境に飛び込むので、いろいろと不安がありますよね。娘は人見知りで恥ずかしがりなので、心配でしたが、ちょっとした楽しみを作ることで、入学前の学童保育は楽しく過ごすことができました。ちょっとした工夫で不安を和らげることができるんですね^^
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