「学童に行きたくない!」
子供にそう言われて困った・・・という経験がある方は多いのではないでしょうか。
うちの娘も学童があまり好きではなく、小学一年生の冬に退所しました。
学童は、メリットもいっぱいありますが、その環境が合わない子にとっては、つらい場所になることもありますよね。
うちの娘は、内弁慶でおとなしく、学童の先生に
「たまにはお声聞かせてー」
と言われる程で、学童という環境が合わなかったようです。
そこで母親である私は、仕事を退職し、放課後は子供と過ごすことにしました。
正社員で10年以上働いてた会社を退職するのは勿体ない!
そう言われることもありましたが、辞めて半年たった今、どのように感じているか。
また、娘と同じように小学1年生後半頃に学童を辞めた子が数人いました。
そこで、娘が学童を嫌がった理由と、二年生前後で学童を辞めた子が多かった背景、仕事を辞めた今についてお話します。
学童を嫌がる理由は?
学童を嫌がる理由は、人それぞれだと思いますが、娘は、
「まわりが騒がしいのがつらい」
とよく言っていました。
おとなしい娘にとって、元気いっぱい遊ぶ子の声が「騒がしく」感じてしまっていたようです。
大人から見たら、それくらいの理由「たいしたことない」と感じると思いますが、学校の授業が終わったあとで、疲れている娘にとっては苦痛だったようです。
このような些細なことでも、毎日となると、ストレスに感じてしまったのかもしれません。
また娘は、
・慣れない環境が苦手
・慣れない人が苦手
・恥ずかしがり
・緊張しやすい
・心配性
・家でのんびりするのが好き
という性格です。
ですので、学童という環境は合わないかもしれないな・・・と母親の私は感じていました。
そして案の定、学童という環境は、娘にとって、心地よい環境ではなかったようです。
娘が通っていた学童は、先生が良い方ばかりで、子供達のことを良く考えてくださっていて、本やおもちゃ、お誕生日会などの行事がある等、学童そのものの環境は良かったと思います。
また、入所した当初から、お友達もいたので、「お友達ができなくて寂しい」ということもなかったです。
しかし、娘にとっては
・まわりが騒がしい
・他学年が多く慣れない人が多い
・先生にも慣れない
・わからないことがあっても緊張して聞けない
など、つらい環境だったようです。
学校が終わると、すぐ家に帰れるお友達がいる一方で、自分は、つらい学童に行かないといけない、というのも苦痛だったと思います。
それでも、行事の時などは、楽しんでいることもありましたし、本をいっぱい読めたり、お友達と遊んで喜んでいる時もありました。
お友達とのトラブル、のような大きな問題もありませんでした。
ただただ、
娘の性格に、学童という環境が合わなかった
というのが、娘が学童を嫌がった理由です。
学童を嫌がるのは二年生前後に多い?
娘は、小学一年生の冬で学童を退所しましたが、二年生になる頃には、四人いた同じ保育園出身の女の子が、全員、学童をやめました。
小学一年生の初めの頃は、みんな学童ってどんな所だろう?という期待と緊張で、よくわからないまま通い始めたと思います。
しかし、だんだん学童が合わないと感じた子は、つらくなり、辞めたいと思い始め、その子の親は、学童のお迎えを早めたり、退所したり、対策をする人が多かったです。
すると、いつも一緒だったお友達が減り、また別の子が学童を嫌がる、ということが、娘のまわりでは起きていました。
二年生になると、お兄ちゃんやお姉ちゃんが高学年の子が多くなります。
その事も影響してか、小学一年生の頃に、学童を嫌がっていた子が、二年生になったら辞めた、という話をいくつか聞きました。
もちろん、子供が学童を嫌がっているけれど、仕事を辞めれないので、何とか通わせている、という方もいます。
人それぞれに事情が違いますが、私のまわりでは、学童を嫌がっていた子は、小学二年生前後で辞めることが多かったです。
学童を嫌がる 仕事やめるのは勿体ない?体験談
私は、娘が小学一年生の冬に仕事をやめました。
理由は、子供が寂しがったから、です。
私が退職するまでは
正社員共働きで子供は学童、という環境でした。
しかし、
・学校の授業だけで疲れる
・学童が合わない
・お母さんともっと一緒にいたい
・家でゆっくりしたい
こう思っていた娘にとって、この環境はつらかったようです。
そして、娘にとって、この環境はつらいものであるだろうというのは、母親である私もひしひしと感じていました。
そして、私自身も、もっと子育てに時間を割きたい、と思っていました。
ですので、仕事をやめて半年たった今、
退職して良かったと思っています。
放課後に、お友達と遊んだり、家でのんびり過ごす娘を見ていると、とてもリラックスしていて、毎日を楽しく過ごしている様子です。
学童に通っていた時は、家に帰る時間が遅く、お迎えに行くと、娘は浮かない顔をしていることもあったので、体力のない娘には、つらかったようです。
娘は、性格的に、ストレスを感じやすく、外で気を張っていることが多いので、家でゆっくりと過ごす時間が必要なように感じます。
ただ、私が仕事を辞めたことで、経済的な面での心配が増えました。
分かっていたことですが、収入が減るってけっこうつらいです。
でも、娘が喜んでいる、それだけで良いか~
とも思います。
お金の問題は、大きいですが、これから挽回していくぞ!と気合だけは持っています。
「ママ大好きー」
と言ってくれる間に、正社員を辞めて、娘との時間をとったこと。
今は後悔はしていません。
5年後、10年後も後悔していないか?
正直、それは分かりません。
でも後悔しないように、お金の問題と戦います・・・
学童を嫌がる理由は?二年生頃に多い?仕事やめるのは勿体ない?体験談―おわりに―
私のまわりでは、学童を嫌がる子は多い印象です。
親から見ると、友達といっぱい遊べるし良いのに、と思うんですけどね・・・
わが家で友達が集まって遊ぶなら、みんなで学童で遊んだら?
なんて疲れた時は思ってしまいます・・(学童の先生すみません。)
でも学童にしても、学校にしても、合わない環境にいるのはつらいですよね。大人でも一緒です。
学童を辞めて、家でフラフラしている娘。辞めて良かったのか?とフッと思う時もありますが、これで良かったんだ・・・きっと・・・と思うようにしています・・