小学校の入学準備は大変ですよね。ランドセルや学習机、文房具など準備するものはたくさんあります。しかし準備するのは、小学校生活に必要な「物」の準備だけではなく、生活面での準備もあります。小学校の入学前にコレはしておいた方が良いというものを、子供の経験をもとに1つ厳選してご紹介します。
小学校の入学前にやるべきこととは?1つあげるとすればコレ!
小学校の入学準備といえば、まずランドセルや学習机などではないでしょうか。最近では人気のランドセルは早い段階で売り切れてしまうため、準備を早く進めている方もいると思います。次に小学校で入学説明会があると、筆箱やえんぴつ・お道具箱などの準備をされると思います。
いろいろと用意するものがあって本当に大変ですよね。しかも種類が多いものもあって、どれが良いのか迷います。
私も入学準備では、小学校から入学説明会でもらった準備物リストを片手に、漏れがないように必死に買いに行きました。これが良いかな?これで良いのかな?など迷うこともあって、全部そろえた時は、達成感も感じる程でした(^-^;
そして「これで準備はバッチリだ」と思ってしまったんです。
でもまだやっておいた方が良いことが残っていました。私の場合、気づくのが遅くて十分な準備ができませんでした。
それは、登下校の練習 です。
集団登校で行かれる場合もあると思いますが、体調や寝坊などで1人で学校に行くことになる可能性は十分にあります。
ですので、入学前の早い段階で登下校の練習はしておいた方が良いです。
小学校の入学前にやるべきこと 登下校の練習はどのようにする?
では登下校の練習はどのようにおこなえば良いでしょうか。
まず初めにおこなうのは 通学路の確認 です。通学路は小学校の入学説明会などで教えてもらいます。住んでいる場所によっては、通学路が2パターンある場合もあり、どの通学路で行くかを決める必要があります。可能であれば、通学の時間帯に、小学生がどの道をとおって登校しているかを確認すると、どの通学路を多くの小学生が通っているかを確認することができます。また、集団登校であれば、どの通学路で登校しているかを確認できます。
通学路の確認ができたら、次におこなうのが 危険な場所の確認 です。通学路で交通量の多いところや、見通しが悪くて車両が確認しにくいところなど、事前に確認しておきます。小学1年生では、横断歩道を渡る時、信号が青になると大丈夫だと思い、すぐに走り出してしまうことがあります。その際、右折してきた車に気づかず事故になってしまう可能性はおおいに考えられます。
もちろん信号を渡る時は、右・左・右と見て手をあげて渡る等、交通指導は受けたことがあると思いますが、日頃はできていても、急いでいたり、友達に呼ばれたりすると、青信号になるとすぐ走り出してしまうこともあります。ですので、日頃は大丈夫であっても、危険が起こる可能性があると認識し、登下校の練習時に子供に注意を促す必要があります。
通学路の確認と危険な場所の確認ができたら、あとは 通学路を実際にお子さんと何度も歩いて練習 をします。その際、危険な場所を説明 します。例えば「この道は車がよく通るから、白い線の内側を歩くんだよ。」や「この横断歩道を渡る時は、信号が青になっても、左から車がくることもあるから、確認をしてから渡るんだよ。」など、具体的に説明をします。
私の場合、この登下校の練習をしなければならないと気付いたのが3月で、ほとんど練習ができませんでした。しかも、地図上でしか通学路を確認しておらず、通学路を間違って練習してしまいました。娘の場合は、友達のお姉ちゃんが一緒に登校してくれたので、大丈夫でしたが、そうでなければ、とても1人では小学校に行けなかったと思います。
ですので、できるだけ早い段階で、登下校の練習をすることをおすすめします。例えば、買い物へ行く時はその道を使う、散歩がてらに練習をするなど、繰り返し練習をしておくことで、お子さんも安心できると思います。
そして登下校の練習をする時に忘れてはいけないのが、下校の練習 です。家から学校までは行けても、学校から家へ帰る練習もしておかないと、帰り道は、行き道とはまた風景が違いますので、迷ってしまう可能性があります。
また、この登下校の練習の時に、家から学校まで子供の足で歩いて何分くらいかかるかを計測しておくと、小学生になった時、何時何分に家を出れば良いかわかります。
保育園や幼稚園から小学生になり、大きく成長しますが、まだまだ子供の面もあります。登下校の練習はお子さんの為にも繰り返しおこなうことをおすすめします。
まとめ
小学校の入学前にやるべきことは他にもあります。早寝早起きの習慣やあいさつの練習など、いろいろありますが、私の経験から言うと、登下校の練習は必ずやっておいた方が良いです。登校に付き添うことができ、初めは学校まで一緒に行くことができる場合は良いですが、仕事の都合などで付き添いができない方も多いと思います。入学前はいろいろな準備で大変ですがぜひご参考になさってください。
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