小学1年生の作文の書き方のコツとは?子供にわかりやすく説明するには?

この前、子供の宿題で作文がありました。書くテーマは決まっていたのですが、小学1年生の娘に「何て書けば良い?」と聞かれ、言葉が詰まってしまいました。担任の先生が、「まだ1年生だと、作文を1人で書くことは難しいので、一緒に書いてあげてください。」とおっしゃっていたので、一緒に書こうと思ったのですが、思いのほか難しくて困ってしまいました。そこで、作文の書き方を調べましたので、その内容と娘の経験をお話します。

スポンサーリンク

小学1年生の作文の書き方のコツとは?

初めは、ネットで、作文の書き方のコツを調べていたのですが、難しい内容が多くて、小1ではそのまま理解するのが難しいかなと感じました。

そこで、ふと、国語の教科書には何て書いてあるのだろう?と疑問に思ったので、みてみることにしました。

すると、作文の書き方として、次のようなことが書かれていました。

・おこなったことを詳しく思い出すこと
・おこなったことを順番に書くこと

確かにそうですよね。まずは、おこなったことやその時の気持ちを思い出して、それを順番に書いていく、このことが基本ですよね。

そして、思い出した出来事を順番に書く時に使う言葉として

・「それから」
・「そして」
・「つぎに」

という接続詞が書かれていました。

これは良いヒントです。これらの接続詞を使って作文を書くことで、内容がわかりやすくなります。

また、次のようなことも書いていました。

・話し言葉を書く時は「」をつけること

娘の学校では、作文を何回か書いて少し慣れた頃に、話し言葉も作文に入れるように、と言われました。初めの頃は難しいと思いますが、会話文も作文に入れると、内容が伝わりやすくなりますよね。

しかし、これらの内容を娘は小学校で、先生に教えてもらったと思いますが、「いざ作文を書く」となると、なかなかできません。

これらの内容を教えてもらったうえで

「何を書いたら良いのー?」と言っています(^-^;

でも確かにこれだけの内容では、具体的な文章は書きずらいかもしれませんね。

特に、娘の様子を見ていると、書き始めが難しいようです。

そこで、ビジネスの基本として、わかりやすく物事を伝える方法としてよく使われる「5W1H」を使って、作文の書き始めを考えてみました。

(「5W1H」とは、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)のことです。)

これらの内容を入れると、確かに、書きやすい!と思ったのですが、小1の作文ですので、「なぜ(Why)」や「どのように(How)」の内容はなくても良いのではと思います。

そこで、「5W1H」のうちの「4W」を使います。つまり、

・いつ
・だれが
・どこで
・何をした という内容を書くと、作文の書き始めが書きやすいです。

★例えば・・
「夏休みに家族で海に行って泳ぎました」
(いつ)・(だれが)・(どこで)・(何をした)

今までの内容をまとめます。

小学1年生の作文の書き方のコツ

① おこなった事と思った事を詳しく思い出す。
② 書き始めは、「いつ・だれが・どこで・何をした」かを書く。
③「それから」「そして」「つぎに」などの接続詞を使い、おこなった事を順番に書く。
④ 誰かとしゃべった場面では会話文を入れる。

これだけでも、ある程度の内容が書けると思いますが、作文は、「思ったこと」「感じたこと」を書きますよね。そこが大事な部分だったりします。

しかし、単に「楽しかったです」「うれしかったです」だけではなく、違う言葉で表現したり、もっと詳しく書くように言われますよね。娘の担任の先生も、「楽しかったです」だけではダメだよ、と言っていたそうです。

これに関しては、語彙力がないと、大人でも難しいですよね。

私も娘に聞かれた時、「えっと・・・」と困ってしまいました。

そこで次に、「楽しい」と「うれしい」の別の言い方を調べてみました。

・「楽しい」
ワクワクする/ウキウキする/ドキドキする/お腹が痛くなるほど笑った
・「うれしい」
幸せ/気持ちがルンルンとした/笑顔になる/夢をみているみたい
これらの「思ったこと」や「感じたこと」などの感想は、作文の最後に入れるように、と娘は先生に言われたようですが、作文の半ばでも入れて良いですよね。そして最後にも書き、締めとして「これからどうしたいのか」を書くと内容がまとまるかなと思います。

★例えば・・
「家族で海で泳いで、とてもワクワクしました。次の夏休みにも、海に行きたいです」
(感想)                  (これからどうしたいか)

内容を全てまとめます。

小学1年生の作文の書き方のコツ

① おこなった事と思った事を詳しく思い出す。
② 書き始めは、「いつ・だれが・どこで・何をした」かを書く。
③「それから」「そして」「つぎに」などの接続詞を使い、おこなった事を順番に書く。
④ 誰かとしゃべった場面では会話文を入れる。
⑤「思ったこと」や「感じたこと」を作文の途中や最後に書く。※1参照
⑥ 作文の締めとして「これからどうしたいのか」を書く。

※1

・「楽しい」の別の言い方
ワクワクする/ウキウキする/ドキドキする/お腹が痛くなるほど笑った
・「うれしい」の別の言い方
幸せ/気持ちがルンルンとした/笑顔になる/夢をみているみたい

ここまで調べて、これなら作文の宿題が出たとき、娘に「何書いたら良いの?」と聞かれた時すぐに答えれそうです!

(今までは、その場しのぎでしか答えれていませんでした・・・。)

でも親の私が、作文の内容を全て答えたら、娘の作文ではないですよね。

そこで次に、これらの内容を、どうやって娘に伝えるかを考えてみました!

スポンサーリンク

小学1年生の作文の書き方のコツ 子供にわかりやすく説明するには?

娘に、「作文を書くコツは○○だよ」と一気に説明しても確実に伝わりません。下手をすると途中でやる気をなくしてしまうかもしれません。

ですので、順番に娘に質問をしながら、作文を書き進めていくのが良いと思います。

★例えば・・
娘「作文何を書いたら良いの?」
母「何について書くの?」
娘「遠足について」
母「じゃあ、まず、何をしたのか思い出してみよう!」
娘「うん」
母「ついでに、どう思ったのかも思い出そう」
娘「うん」

母「じゃあ、書いていこうか。まず、いつ遠足に行った?」
娘「きのう」
母「誰と行った?」
娘「1年生のみんな」
母「どこに行った?」
娘「動物園」
母「そこで何をした」
娘「動物を見た」

母「じゃあ、まずそれを書いてみよう」
娘「きのう、1年生のみんなで動物園に行って、動物をみました」

母「次に何をしたの?」
娘「動物をさわった」

母「じゃあ、それを書こう。”つぎに”って言葉を入れるとわかりやすいよ」
娘「つぎに、動物をさわりました」

母「その時、どう思った?」
娘「フワフワで気持ちよかった」
母「じゃあ、その感想もかこう」
娘「フワフワして気持ちよかったです」



母「じゃあ、遠足で動物園に行って、どう思った?」
娘「たのしかった」
母「どんな風に楽しかった?ワクワクした?みんな笑顔だった?」
娘「ワクワクしてたのしかった。みんなもたのしそうだった」
母「じゃあ、そのことも書こう」
娘「動物園に行って、ワクワクしました。みんなもたのしそうでした」

母「たのしくて良かったね。また行きたい?今度は家族で行きたいね」
娘「うん」
母「じゃあ、そのことも書いておこう」
娘「今度は、家族で動物園に行きたいです」

のように、誘導していくと、書きやすいですよね。

娘の様子を見ていると、作文を書く時、最初のうちは付きっ切りだったのですが、徐々に1人で書ける部分が増えていきました。

娘自身も、「作文とはこういうもの」というのが分かってきたのかなと思います。

小学1年生の作文の書き方のコツとは?子供にわかりやすく説明するには?―おわりに―

作文を書くのって意外と難しいですよね。私は作文を書くことを甘くみていたので、娘にどう書くのか聞かれた時、固まってしまいました。子供に教えるにはまず親が作文の書き方を知らないとできませんよね。私が教えるのに戸惑っていると、完成するのに時間がかかって、子供のやる気がどんどん下がっていってしまいました。子供が作文嫌いにならない為に、スムーズにサポートできるよう知識を付けておくことって大事だなと思います。


★ 子供が夜寝つきが悪い!でお困りの方。わが家で効果のあった方法です↓

小学生 夜寝ない 寝つきが悪いとき 早く寝る方法は?寂しがりの子におすすめ!

★ 子供が朝なかなか起きない!でお困りの方。わが家で効果のあった方法です↓

子供の起こし方 小学生低学年では?寝起きが悪い理由と早寝のコツ!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする