うちには、繊細な性格の小学生の娘がいます。
その性格のため、学校生活でストレスをためやすく、疲れやすい体質です。
そんな娘が、ある朝「お腹が痛い」と言って、じっと動かなくなりました。
娘は、たまに「お腹が痛い」と言うことがあって、娘自身も「私はお腹が痛くなりやすい」と言っています。
ですので、娘が「お腹が痛い」と言うことには慣れているのですが、
学校を休ませるかどうかは、悩みました。
今回は、学校を休ませましたが、それが良かったのか、次の日は元気に学校に行きました。
子供が朝にストレスで精神的に「お腹が痛い」と言った時の対処について、また、なぜ学校を休ませたのか、その日の経験をもとにお話します。
子供が朝に「お腹痛い」ストレスによる精神的な腹痛どう対処する?
うちには、小学2年生の娘がいます。
娘は、繊細で心配性で緊張をしやすい性格なので、お腹が痛くなることがよくあります。
まだ8歳の娘ですが、ストレスをためやすいんですよね・・・
そんな娘がある朝、「お腹が痛い」と言い、学校へ行く準備をせず、じっと動かなくなりました。
私が「しんどいの?お腹以外に痛いとこがある?」と聞いても、お腹以外は大丈夫な様子。
娘は前に、気持ち的にしんどい事を理由に「ズル休み」をしたことがあります。
(この時の様子はコチラ→子供が学校に行きたくないと言ったので、小2娘をズル休みさせてみた)
その時とは様子が違って、本当にお腹が痛くてつらい様子でしたが、以前に風邪でお腹が痛かった時とも違っていました。
それでこれは、心因的な腹痛だな、と分かりました。
だから、ゆっくりしたら、すぐに治るかなと思ったんですけど、娘にとっては、風邪でお腹が痛くなろうが、ストレスでお腹が痛くなろうが、痛いものは痛かったようです。
私がまぁ大丈夫だろうと思って、娘にゆっくり横になるように言って、そっとしておいたら、「お腹痛い。ママー」と何度も言ってきました。
それで、これじゃダメだと思い、「大丈夫?痛くてつらいね。」と言って、お腹をさすったり、ひざ掛けでお腹を温めたりしました。
すると、やっと娘は安心した表情になりました。
お腹が痛いのに、お母さんが心配してくれないと、精神的な腹痛は、余計につらくなるんですね。娘が「お腹が痛い」と言うことに慣れてしまって、「大丈夫だろう」と勝手に判断した私が間違っていました・・・
ストレスによる精神的な腹痛の場合は、「子供の気持ちに寄り添う」ことが大事なんだなと改めて思いました。
娘のような、繊細な性格の子には、間違っても「お腹痛いのは気のせいだから大丈夫!」なんて軽々しく言ってはいけない・・・ですね。
子供が朝に「お腹痛い」ストレスによる精神的な腹痛 学校は休む?
娘の様子を見ると、お腹以外にしんどいところはなかったので、がんばれば学校に行けた気もします。
でも「お腹が痛い」と言って頑として動かない娘を見ると、気持ち的な問題で行くのは難しいと思い、学校を休ませることにしました。
精神的な腹痛で、学校を休ませるかどうかって難しいですよね。
もし娘がもっと活発な性格だったら、学校に行かせてたかもしれません。
「お腹が痛かったけど、学校に行ったら意外と大丈夫だった~」みたいな事ってよくありますしね。親が心配し過ぎると、子供も大袈裟に捉えてしまうことってあると思います。
でも、娘のような繊細な性格だと、「逃げ場を作る」ということも大事なのかな、と思います。
というのも、私が娘と同じような性格で、子供の頃「逃げ場」がなくてつらかったからです。
私も小さい頃から、繊細で緊張のしやすい性格で、学校に行くのも6年間ずっと緊張していました。ストレスを毎日感じていて、学校生活がとてもしんどかったんです。
でも、両親は真面目な性格でしたし、時代背景から、「逃げる」ってことは「悪いこと」だったので、「学校を休む」って難しいことでした。
ストレスを感じながらも逃げ場はなかったので、苦しい学生生活だったなと思います。
忍耐力はつきましたし、楽しい時がなかったわけではないですが、
「もっと気楽に過ごしたかった」と大人になって思います。
娘や私のような性格にとって、「人生楽しいこともいっぱいあるんだよ~気楽で良いんだよ、たまには逃げても良いし!」ってなかなかできなくて。
まぁそういう背景もあって、心因性の腹痛でも、無理せずに学校を休ませることにしました。
娘にとっては、お腹が痛いことは事実ですし、しんどい時はゆっくりすることも大事、と繊細な娘に伝えたかったのです。
もし、「たまには逃げても良いんだよ」と言って「わかった~」とニンマリ微笑まれたら・・・ビシバシ育児しますけどね!!
子供が朝に「お腹痛い」ストレスによる精神的な腹痛 学校を休んだ場合 どう過ごす?
そのような感じて、心因性の腹痛で学校を休んだ娘は、どのように一日を過ごしたのか。
娘は「お腹が痛い」と言っていましたが、下痢などの症状はなかったので、病院には行きませんでした。
市販の薬も、飲む必要はないかと思ったので、飲んでいません。
でも、お腹が痛いのは事実なので、お腹に優しい乳飲料を飲ませました。
娘が好きな飲み物でしたし、乳酸菌なども入っているので「お腹に良い飲み物だよ」と言って渡しました。
あとは、ソファーで横になったり、テレビを見たり・・・ゆっくり過ごしました。
そして、昼食は消化の良いうどんにして、昼寝をして・・・
少し元気になった午後には、お人形遊びをしたり。
学校を休んだので、外出はしませんでしたが、家で好きなように過ごさせました。
「学校を休んだんだから、布団で寝てなさい」と言っても良かったのですが、寂しがりの娘の場合、余計にストレスが溜まってお腹が痛くなるかと思ったので・・・
ストレスによる腹痛なので、ストレスを解消させる事が大事かなと思ったんです。
心のパワーをためると言うか・・・
娘にとっては、お母さんに心配してもらって、優しくしてもらって、家でゆっくり過ごして、ちょっと好きな事をして・・・ということが、パワーをためることになるんですよね。
そして、お腹に優しいものを飲んだり、消化の良い物を食べたり、お腹を温めたり、お腹に優しい生活も送って・・・
すると、娘も大丈夫!という気持ちになったのか、夜には「明日は学校に行く」と元気に言っていました。そして、その日の宿題も、自分から進んでやりました。
寝る時になっても、お腹は少し痛いと言っていましたが、とても元気になって、あれこれしゃべって、はしゃいで・・・
そして、次の日には無事に学校に行きました。
娘に対して甘すぎるかな・・・なんて思う時も多いですが、とにかく、元気に学校に行った娘をみて、「良かった・・・」と思いました。
あ~でも子育てって難しいですね。
子供が朝に「お腹痛い」ストレスの精神的な腹痛どう対処する?学校は?―おわりに―
子育てって本当に悩むことが多いですよね。その子その子によって違うので、自分の対応が正しかったのか・・・本当に分からないです。
娘には、楽しい人生を送って欲しいと思いますが、甘やかしすぎて困難を乗り越えれない人間になっても困る・・・
繊細な子を育てるってその微妙なラインをどう見極めるか、本当に迷います。
私も小さい頃から繊細で、もっと気楽に生きたかったと思いますが、忍耐力をつけてくれた母には感謝もしています。(母はそんな気はなかったかもしれませんが・・・)
あ~やっぱり、子育ってむずかしい・・・・・