定年退職をされる方への記念品は何が良いか迷いますよね。長年勤めてこられた方へ感謝と敬意を示したいものです。そこで定年の記念品として適した品物や熨斗について、また記念品を渡すタイミングについてご紹介します。
定年退職のプレゼントは何が良い?
定年の記念品に適した品物とはどのような物でしょうか。
第二の人生の門出を祝う意味が強いため、これからの時間に役に立ちそうなものや、ゆっくりと楽しめる物が良いです。
具体的には・・・
・ 趣味に関するもの
・ 旅行券やディナー券
・ 健康グッズ
・ レジャー用品
・ ビンテージワイン
・ ワイン小物
・ フォトフレーム
・ カシミヤのマフラー などです。
また、名前やメッセージ入りのお酒や勤務時の写真入りのアルバムやフォトフレームもおすすめです。
退職する本人への贈りものに、その方を支えてきた配偶者の方への記念品を添えても喜ばれるようですよ。
次に定年の記念品として不向きなものをご紹介します。
■ 靴・靴下・下着・敷物
上司の方への贈り物では、踏んだり敷いたりするものは避けましょう。「下に見ている」と
いうメッセージを含んでいます。
■ 文房具・かばん
文房具やかばんには「勤勉であれ」という意味が込められているため、目上の方に贈るのは
避けた方が良いです。
■ ハンカチ
ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書き、手切れ・縁切れと結びつくとされているため
避けた方が良いです。
定年退職のプレゼント 熨斗はどうする?
定年退職のお祝いの熨斗はどのようにしたら良いでしょうか。
表書きは「御退職祝」や「御祝」や「御礼」などが使われます。しかし「御祝」とすると、退職する人が職場からいなくなることを喜んでいると受け取られることがある為、感謝の気持ちを表す「御礼」とするのが無難です。
表書き:「御礼」
水 引:「紅白蝶結び」
名入れ:「贈り主の苗字」「○○一同」など
熨斗あり
定年退職のプレゼント 渡すタイミングは?
定年の記念品はどのようなタイミングで渡すのが良いでしょうか。
個人的に渡す場合は退職日の1週間前後に渡すのが良いです。またプレゼントを用意していない同僚を配慮して、渡すタイミングに気を付けると良いですよ。プレゼントの品物が重い場合などは、配送するという方法もあります。
また部署全員からなど全体から渡す場合は、送別会の時に渡すのも良いです。個人で渡す場合は、渡すタイミングに配慮すると良いですよ。
まとめ
定年まで仕事を続けることは、大変な努力のいることですよね。定年退職される方には敬意を示すとともに、お世話になった感謝の気持ちを伝えることが大切だと思います。定年の記念品を選ばれるときは、敬意と感謝の気持ちを込めて選ばれると、きっと喜ばれると思います。ぜひご参考になさってください。