喪中のとき七五三のお祝いはどうする?

10月頃から神社などで七五三をする子供たちを見かけるようになりますよね。晴れ着姿がほほえましく感じます。しかし喪中の場合、七五三のお祝いをしても良いのでしょうか?その内容についてご紹介します。

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喪中のとき七五三のお祝いはどうする?そもそも喪中とは?

そもそも喪中とは何でしょうか。喪中とは故人を偲ぶ期間であり、慶事を慎む期間とされています。 そして一般的には一周忌までの期間(12~13ヶ月)を喪中と呼ぶことが多いです。
また故人が亡くなってから、仏式では四十九日まで、神式では五十日祭までを「忌中」と呼びます。

この「忌中」の期間は、神社へ参詣するのは遠慮します。それは、身近な人の死に直面し、気力を失っている状態、つまり「 穢(けが)れ 」= 「 気枯れ 」の状態だからです。人の死に触れたとなれば、その気力が回復するまでには時間が必要です。その為この「忌中」の期間は故人を偲ぶことに専念し、「気枯れ」の状態から回復する時間とします。

またこの「気枯れ」の状態の時に神社に参詣をしても、神様に心からお祈りができないということで、「忌中」の間は参詣をやめておきます。

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喪中のとき七五三のお祝いはどうする?

では、七五三のお祝いが喪中の期間と重なってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか。

まず一つの方法として、七五三を来年におこなう ということが挙げられます。七五三は、昔のならわしでは数え年で祝うものですが、個々の状況により満年齢でおこなうことも多いです。もし数え年でお祝いをする予定であれば、翌年におこなうことで、晴れやかな気持ちで七五三をおこなうことができるかもしれません。

しかし、どうしても今年に七五三のお祝いをしたいという場合もあると思います。その場合は、 神社に相談する という方法があります。「忌中」(仏式では四十九日まで、神式では五十日祭まで)の期間を過ぎ、「忌明け」であれば良いとして下さる神社も多くあります。その為まずは神社に相談し、ご家族とも相談の上、「忌明け」に七五三のお祝いをされてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。七五三は親としては子供の成長を感じる時であり、子供にとってもいつもと違う着物などを着て、楽しいお祝い事であります。その為、晴れやかな気持ちでお祝いができるよう、ぜひご参考になさってください。

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