初盆のお供え物は何が良い?金額やのしは?送る時期はいつ?

暑い季節になると、もうすぐお盆だな~と感じます。

子供の頃は、お盆は楽しい時期でしたが、大人になると、そうもいきませんよね。

お盆と言えば、ご先祖様や故人を偲ぶ時でもありますが、初盆は特に丁寧におこなうこととされています。

そんな初盆に招待されたら、マナーをきっちり守って参列したいですよね。しかし、

初盆のお供えは何が良い?お供えの金額は?「のし」ってどうしたら良いの?

参列できない場合のお供えを送る時期はいつ?

など、初盆に関する疑問がいっぱいです。

そこで、初盆のお供えは何が良いか、また金額、「のし」、送る時期について、まとめてみました。

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初盆のお供え物は何が良い?金額は?

初盆のお供え物は何が良いでしょうか?

お供え物と言えば・・・

● 果物
● お菓子
● ロウソク
● お線香

が思いつくのですが、新盆のお供え物としてふさわしいのでしょうか?

正解は、これら全て、初盆のお供えにふさわしい物のようです。

その他には、

● お花

も良いようですよ。

しかし、これらのお供え物を選ぶ際に注意しておいた方が良いことがあります。

● 果物・・・・日持ちがしない。遺族の好みに合ったものを検討。
● お菓子・・・日持ちのする個包装されたものがおすすめ
● ロウソク・・お線香とセットになったものもある
● お線香・・・ロウソクとセットになったものもある
● お花・・・・トゲがないもの。白を基調としたもの。香りが強いものは避ける。

お菓子は個包装されたものであれば、配ることができるので良いですよね。

また、お花(供花)は、お花屋さんで、「初盆用のおすすめ」としてアレンジされたものもあるので、ご相談されると良いと思います。

初盆のお供えとして、ふさわしいものを見てきましたが、次は、初盆のお供えとして適さない物を見ていきます。

● 生のお肉・お魚・・・・・夏場であることと、仏教では殺生を禁じる風潮があるため
● 故人が好きだったもの・・故人が亡くなってから日が浅いので遺族の心情が思いやられる。
・・・・・・・・・・・・・また贈る人が多く、お供え物が重なる可能性も。

初盆のお供えは、夏場に贈ることから考えても、「生もの」は避けるべきですよね。

新盆のお供えは、「夏という季節」「遺族の気持ち」を考慮して、選ぶ必要がありますね。

初盆のお供え 金額は?

初盆のお供えは、金額はいくらくらいが良いのでしょうか?

一般的には

3,000円~10,000円程度

のようです。

ただ、香典とお供え物の両方を渡す場合、お供え物だけ渡す場合、それぞれに合わせて金額を調整されると良いです。

しかし、高額なものをお渡しすると、返礼が大変になりますので、その点も注意した方が良いですよ。

※初盆は、地域の慣習がある場合があるので、事前に確認されることをおすすめします

初盆のお供え物 のしは?

初盆のお供え物(品物)の「のし」の表書きはどのようにしたら良いでしょうか?

表書き:「御供」
水引 :黒白もしくは黄白の結び切り
名入れ:贈り主の苗字または氏名(親族の場合は、下の名前のみの場合も)
★「外のし」にする

※名入れは、贈り主の「苗字」または「氏名」(親族の場合は、下の名前のみの場合も)

初盆のお供えで品物を贈る場合の「のし」の表書きは「御供」となりますが、香典をお渡しする場合は

「御仏前」「御供物料」など

となります。

水引の色など、地域によって異なりますので、地元の百貨店などで相談されると良いですよ。

のしの表書きや名入れの方法って地域によって違う場合があるので、本当に難しいですよね。

私の知人でも、冠婚葬祭の本に載っているし、一般的に正しいと思っていた名入れの方法が、ある地域では違っていたようで、大変な思いをした・・という人がいます。

初盆などの行事では、一般的な知識だけでなく、「地域の慣習」を確認することが大事だと改めて感じます。

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初盆のお供え物 送る時期は?

初盆に招待されたけれど、参列ができない場合もあると思います。

そのような場合、初盆のお供え物を送る時期は、いつ頃が良いのでしょうか?

初盆の時期は、

一般的には「8月13日~16日」
一部の地域「7月13日~16日」

となります。

法要の1週間程前~遅くても前日までには、お送りした方が良いので、

一般的には「8月10日」前後
お盆が7月の地域「7月10日」前後

にはお送りした方が良いです。

日付の指定をして配達を依頼しても、天候や交通の事情で遅れる可能性もあるので、早めに準備しておくと、安心ですよね。

また、初盆のお供えを送る場合、品物だけを送るのではなく、お手紙を添えると、より故人を偲ぶ気持ちが伝わります。

手紙というと、何て書けば良いの?と迷われる方も多いと思いますが

「初盆を迎えられるにあたり、ささやかではございますが、○○を送らせていただきます。この度は、お伺いすることができず、遠方より合掌させていただきます。」

など、故人を偲ぶ気持ちを書かれると良いのではないでしょうか。

しかし、それでもどのように書けば良いかわからない、という方も多いと思います。

そのような場合は、新盆のお供え物に、お手紙を添えて送ってくれるサービスをおこなっているところもありますので、ご利用されても良いと思います。

手紙の内容を、文例より選ぶことができ、ご自身のお気持ちに合ったものを選ぶことができます。

初盆のお供え物は何が良い?金額やのしは?送る時期はいつ?―おわりに―

初盆などの行事は、マナーを守って参列したいですよね。

しかし、地域により違うことがあるので、本やネットだけの知識では足りない部分もあるなと感じました。

でも、一般的にはどうなのか?を知ることが第一歩なので、初盆(新盆)についての知識が増えて、少し成長した気分です。

冠婚葬祭においてのマナーは難しいですが、「相手の立場にたって考える」ということが共通しているなと感じます。

マナーを守るということは、相手を思いやること、でもあると思うので、難しく考えずにおこなうと良いかも!と思いました。

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