子供の通学時の熱中症対策!小学校の先生に聞いた対策グッズの作り方

最近の夏ってとても暑いですよね。

小学生の娘は、1年生の頃、朝通学してすぐに、暑さのため嘔吐し、学校を数日、早退したことがあります。

朝の通学の時、とても暑いようで、担任の先生に「保冷剤を持っていって良いか」を聞きましたが、学校には持って行ってはいけないようで・・・

しかし、代わりに先生が、「家にあるものでできる熱中症対策グッズの作り方」を教えて下さいました。

とても簡単にできて、娘も「使って良かった」と言っていた、熱中症対策グッズの作り方についてお話します。

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子供の通学時の熱中症対策!小学校の先生に聞いた対策グッズの作り方

熱中症対策グッズといえば、帽子や日傘、ミニ扇風機、保冷剤が入るタオル、など様々なものがありますよね。

しかし、小学校には、持って行って良いものとダメなものがあります。

私が小学校の先生に教えてもらった、熱中症対策グッズは、「学校に持っていって良いもの」であり、また「家にあるもの」でできます。

そして作り方もとても簡単です。

では、子供の通学時の熱中症対策として、先生に教えてもらった対策グッズの作り方について説明します。

【用意するもの】
・おしぼり用タオル(約32㎝×約32㎝)
 ※おしぼり用タオルは、小学1・2年生でちょうど良い大きさです。
・ おしぼり入れ
 ※タオルの持ち帰り時に必要

【作り方】
1. タオルを水で濡らし、ゆるめにしぼる
2. タオルを写真のように折りたたむ

a.タオルを半分に折りたたむ


b.さらに横長になるように半分に折りたたむ


c.さらに半分にたたむ


3. タオルを冷凍庫に3時間以上入れて、完成

この「凍らせたタオル」を、通学の時に、首に巻いたり、顔に当てたりすることで、通学時の暑さを和らげることができます。

ちなみに、タオルを写真のように折りたたんだのは、首に巻きやすいようにする為です。凍らせた状態のタオルでも、「cの写真」の状態から、「bの写真」の状態まで、タオルをひろげることができます。

この「凍らせたタオル」を娘は気に入ったようで、暑い日は毎日持って行っていました。

そして、「凍らせたタオル」は、学校に着く頃には融けてしまっていたようですが、タオルの冷たさがなくなったら、学校の水道で濡らす、など娘なりに工夫して使っていたようです。

また、「凍らせたタオル」が融けたら、水が絞れるくらい湿った状態になるかと思ったのですが、融けても、タオルがちょっと湿っている程度なので、服や教科書などが、水浸しになることはありませんでした。

娘は、「凍らせたタオル」の持ち帰り用に、おしぼり入れを持って行っていたのですが、面倒だったのか、移動ポケットに入れて持ち帰っていました。

さすがに移動ポケットは、湿ってしまいましたが、出し入れがしやすくて便利だったようです。

子供の通学時の熱中症対策!通学路の様子は?

子供の通学路って、通学の時間に歩いたことありますか?

私は、娘が小学年1年生の時の数ヶ月、一緒に学校まで付き添っていました。

冬~春にかけて一緒に学校まで行っていたのですが、暖かい春の日に気づいたんです。

「この道を歩くとき、とっても暑い!!」

冬の間は気づかなかったのですが、東に向かって歩いてる時(太陽に向かって歩いているとき)、目を開けるのもつらいほど暑かったのです。

4月で通学の時間ですので、気温は10度程だったと思いますが、それでも、暑い。

じゃあ夏はどうなるんだろう・・・

娘の通う小学校は、学校に辿り着く直前、東へ向かって直線に歩いて行きます。子供の足で5~6分程度かかる距離です。

日陰がほとんどないので、そこを歩く間、ずっと日光を浴びながら歩くことになります。

気温が高めの日だったとはいえ、4月初旬でも、その道を歩くのは、とても暑かったです。

今まで考えたことがなかったので、子供の通学路を歩いてみて、初めて気がつきました。

この日光を浴び続ける道を歩くときは、途中で止まって、日陰があるところで少し休憩するなどの対策が必要だと感じました。

同じ道でも、日光が当たり続けるのと、日陰が続くのとでは、熱中症対策の仕方や、対策を始める時期が変わってくると思います。

たまたまではありますが、小学校まで娘に付き添って、4月初旬でも暑いと気づくことができて良かったです。

気温だけ見ると、4月に熱中症対策は早いと思いますが、実際に通学路を歩いてみることで、帽子をかぶったり、水筒を持っていったりする必要があることに気がつくことができました。

「凍らせたタオル」を持って行くのは、4月ではまだ早いと思いますが、帽子は必要です。

新学期早々に、帽子をかぶって学校に行くのは早い、と思いがちだと思いますが、通学路の様子を知ると、必要だと感じると思います。

子供の熱中症対策って、対策方法を知るだけではなく、通学路を含めた学校環境を知ることも必要なんですね。

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子供の通学時の熱中症対策!ランドセルを背負っていると・・

子供のランドセルって、けっこう重いですよね。

1年生の時は、「この重いランドセル、背負っていけるのかな」と心配になることもありました。

重いランドセル、暑い日に背負って通学するのって・・・本当に大変ですよね。

重いランドセルを背負って、暑いなか歩いていると、学校に着く頃には、背中が汗ビッショリで、Tシャツが半分ほど湿ってしまうこともあると思います。

しかし、最近は酷暑の影響で、学校にクーラーを設置するところが増えています。

娘の小学校でも、クーラーを設置することになりました。

もちろん、熱中症対策にクーラーの設置は大変ありがたいことですが、汗で濡れたTシャツを着たまま、クーラーの効いた教室に入ると、今度は風邪をひいてしまいそうですよね^^;

通学時の熱中症対策にも、汗で濡れたTシャツを着ることによるクーラーでの風邪予防の為にも、何か良い方法はないかと調べていると・・・

ランドセルの「背面パッド」

というものを見つけました。

この「背面パッド」をつけると、背中の汗が蒸発されやすくなり、汗疹がなおった人もいるようです。

私が子供の頃には、このような商品はなかったので、初めて知った時は驚きましたが、昨今の夏の暑さは、いろいろな熱中症対策が必要な気温の高さですよね。

子供の通学時の熱中症対策!小学校の先生に聞いた対策グッズの作り方―おわりに―

小学校は、教室だけでなく、体育館や廊下やトイレも暑いですよね。

娘の小学校にクーラーが設置されるようですが、クーラーが付くのは、教室だけなのかな、と疑問に思っています。

体育館は、体育の授業や、全体朝礼などでも使うので、クーラーが設置されたら良いと思いますが、広すぎるので、体育館全体の温度を下げるのは難しいかもしれません。

真夏の間は、体育館の使用を控える等、最近の酷暑では、熱中症対策の幅も広くなっていきそうです。

子供の朝の通学も、今までの夏の暑さであれば大丈夫だったことも、視野を広げて考える必要がありそうですね。

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