仕事と家事と育児に疲れた時 子供が小学生になって気づく保育園の良さ

仕事と家事と育児の両立は本当に大変ですよね。ゆっくりする時間もないまま毎日が過ぎて行きます。時間に追われて、へとへとで1日を終えるのもやっと。子供が保育園に通っていた時、そう感じていました。しかし子供が小学生になって、保育園時代の良さを改めて感じました。お子さんが保育園に通っている方で、仕事と家事と育児に疲れて、もう仕事を辞めたいと思われている方、ぜひ読んでみて下さい。

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仕事と家事と育児に疲れた時 保育園時代はどうだった?

私は育児休暇が終わり仕事に復帰する時、本当に両立をしていけるかなと、とても不安でした。育児休暇の時は、育児と家事だけだったので、それなりに過ごしていましたが、これに仕事もプラスされると思うと、物理的に無理なのでは?と感じる程でした。仕事に復帰して直後は本当に忙しくて、子供ではなく母親の私が毎月のように高熱を出していました。

そして私の高熱が出なくなってきた頃に、子供が熱を出すようになりました。この時に仕事も家事も育児も疲れて、仕事を辞めたくなりました。しかし限界だと感じながらも、経済的な事を考えると辞めることができませんでした。

そのうちに子供は熱を出さなくなりましたが、忙しい毎日は変わりませんでした。子供も成長し3歳4歳のころに、「保育園に行きたくない」と言うようになりました。人見知りで場所見知りで恥ずかしがりの娘には、保育園に長時間いるのはつらかったようです。夜にも保育園に行きたくないと泣くようになり、夜驚症のような症状も少しありました。

その時はさすがに仕事を辞めようかと思いましたが、実家の両親の協力のおかげで、何とか乗り越えることができました。

そして年長になり、子供は保育園に元気に通うようになりました。お友達とも一緒に遊び、保育園で教えてもらった一輪車や縄跳びなど、とても楽しそうに取り組んでいました。

卒園する頃には、お友達と離れたくないと、保育園楽しかったと言うようになりました。

保育園時代、本気で仕事を辞めようと思ったことは数回あります。毎日とても疲れていたので、辞めたいという願望はいつも持っていましたが、子供の様子から、辞めた方が良いと感じた時は数回です。

そして今、あの時仕事を辞めなくて良かったと思います。保育園を辞めなかった理由として、経済的なことを除けば

保育園を辞めても、幼稚園には通う。人見知りで保育園がつらい娘にとって、保育園を辞めて幼稚園に通っても解決にならない。

そう感じたからです。仕事と家事と育児に疲れていて、子供が保育園に通うのを嫌がっている時は、本当に仕事を辞めたくなると思います。子供にとっても自分にとってもその方が良いと感じます。経済的な問題があっても、それより辞めることを優先させたくなります。

しかしその時は、決断を急がずに、冷静に状況を考えてみた方が良いです。お子さんが保育園を嫌がっている場合、保育園を辞めることが解決になるのか?仕事を辞めた場合、経済的には大丈夫なのか?仕事の時間の短縮や家事の見直しなど他に解決する方法はないか?など落ち着いて考えて下さい。

私の経験からいうと、できるだけ保育園と仕事を辞めないで解決する方法を見つけた方が良いです。保育園時代、仕事も家事も育児も本当に大変でした。子供が保育園を嫌がっている時もありました。

しかし、保育園は、親が仕事や介護など保育ができない場合に子供を預けています。ですので、そのことを前提に全てが動きます。しかし小学校は違います。親が働いていようと、介護をしてようと、特に関係はありません。

ですので、子供が小学生になってからより、保育園時代の方が断然、働きやすいです。

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仕事と家事と育児に疲れた時 子供が小学生になって気づく保育園の良さ

よく「小1の壁」という言葉を聞きますが、その壁は思った以上に厚いというのが、子供が小学生になってからの感想です。よく言われるとおり、「夏休みなどの長期休みはどうするか」「学級閉鎖になった時はどうするか」「PTAはやっていけるのか」などの問題もありますが、「学童に行く子とそうでない子がいる」というのが、思った以上に大変です。

保育園の時は、登園時間や帰る時間は人によって多少違いましたが、クラスの皆や先生が、最初から最後まで一緒でしたが、小学生になると違います。授業が終われば家に帰る子がいる一方で、学童保育に行く子がいます。学童保育では、学年の違う子が何人も集まって、数時間を過ごします。クラスの仲の良い友達が、親が迎えに来るまで一緒とは限りません。

もちろん、様々な学年の子がいる学童保育で学ぶことも多くあると思います。学童の先生がいるので、子供たちだけで遊ぶより安全です。また、学童の先生方は、子供たちが楽しく快適に過ごせるような工夫もしてくださいます。良い面がたくさんあるのも事実です。

しかし私の娘のように、人見知りで恥ずかしがりの子の場合、学童に慣れるのに時間がかかり、授業が終わるとすぐ家に帰れる子がいるので、自分もそうしたいと思います。

また保育園は親が働いている等が前提とされていましたが、小学校ではそうではありません。その為、平日の授業参観が月に1回程度あったり、長期休みの前は短縮授業でお弁当が必要だったり、保育園の時にはなかったような事がたくさんあります。

ですので、保育園の時より小学生になってからの方が何倍も大変です。私自身も、私のまわりの方々も皆同じように言っています。

そして、その大変さを感じると同時に保育園の有難みを本当に感じます。手厚く子供たちを見守って下さっていたと卒園後に改めて感謝します。

子供が保育園の時、本当に本当に大変でした。毎日クタクタで、仕事と家事と育児とに疲れ切っていました。しかし、小学生になるともっと大変になります。もちろん子供は成長して自分でご飯も食べれるし、お着替えもできます。しかし、それ以上に大変なことがたくさん出てきます。

子供が小学生になって感じることは、保育園の時が一番働きやすいということです。それは、親が働いている等が前提に園の行事や役員の仕事が決められているし、まわりの皆が同じ状況だからです。

ですので、仕事と家事と育児に疲れて、仕事を辞めたいと感じる気持ちは十分にわかりますが、もう一度考えられてみてはいかがでしょうか。

もちろん個々の状況は違いますので、一概には言えませんが、小学生になると保育園の時より大変になる場合が多いと思います。

もし今の私が、過去の自分にアドバイスをするとしたら、「保育園を卒園するまでは辞めずに頑張った方が良い」と言うと思います。

まとめ

仕事と家事と育児を全ておこなうのは本当に大変ですよね。私ももう無理だと何度も心の中で叫びました。しかし、様々な情報を得て冷静に考えた上で決断したことであれば、仕事を辞めるにしても、続けるにしても後悔はしないと思います。ぜひ私の経験をご参考になさってください。

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