毎年、多くの方が訪れる奈良の正倉院展。「入場するのに何時間待ち」と言うのをよく聞きますよね。子供の小学校から、正倉院展の割引券をもらったので、子供と一緒に行きたいのですが、どの時間帯に行けば混雑が少しでも避けられるのか、また少しでも混雑を避ける方法はないかを調べてみました。その内容をご紹介します。※内容は全て第70回正倉院展のものです。
正倉院展 混雑が比較的ましな時間帯は?
正倉院展に行くのなら、少しでも混雑は避けたいですよね。子供と一緒に行くのなら特にそうだと思います。このことに対する答えが、なんと子供が小学校からもらってきた正倉院展の割引券に書いてありました。
「土曜日・日曜日・祝日は大変混雑します。」
「平日の夕方は比較的ゆっくりご観覧いただけます。」
なるほど!平日の夕方なら、観光客や修学旅行等で行かれる方々はお帰りになる時間ですよね。また地元の方でも、平日は仕事で行けない人が多いと思います。
ちなみに開館時間は
- 月~木曜日: 午前9時~午後6時
- 金~日曜日・祝日:午前9時~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
※第70回正倉院展の開館時間です
しかし平日の夕方は、子供は学校が終わっているけれど親が仕事で行けない、という方も多いと思います。その場合は、開館直後(開館時間より早く行って並んでおく)や昼食の時間帯が混雑がましな時間だという情報があります。これはやはり団体のお客さんが行く時間を避けるという意味では有効ではないでしょうか。
正倉院展 混雑を避ける方法は?
正倉院展を見に行くのに少しでも混雑を避ける方法 ― これは
前売り券を買っておく ことです。
観覧券を当日に買う予定をしていると、当日券を買うためにまず並ぶことになります。この券を買う時間をなくす為に前売り券を買っておくことをおすすめします。また、当日券よりも前売り券の方がお得ですので、そういった意味でもおすすめですよ。
また、親子で行かれる方は、親子ペア券というものがり、一般料金と小・中学生料金を1枚ずつ買うよりもお得です。しかしこちらは、前売り券のみで、一般1名+小・中学生1名がセットになった割引観覧券です。
当日券 | 前売り券 | |
一般 | 1,100円 | 1,000円 |
小・中学生 | 400円 | 300円 |
親子ペア | なし | 1,100円 |
※第70回正倉院展の料金です。
■ 前売り券の販売場所ですが、奈良国立博物館観覧券売り場、プレイガイド、コンビニエンスストア(一部)等にて販売されています。(第70回正倉院展分は2018年9月12日(水)~2018年10月26日(金)まで)
■ 親子ペア観覧券の販売場所は、主要プレイガイド、コンビニエンスストア(一部)のみだそうです。(奈良国立博物館観覧券売り場では販売されていません。)
正倉院展 夕方にお得に行く方法は?
先ほど、正倉院展に少しでも混雑を避けて行くには、平日の夕方がおすすめと書きましたが、夕方に行く場合、前売り券よりもお得に行けるチケットがあります。それはオータムレイトチケットです。このチケットの特徴は
★ 料金がお得!
一般:800円/小・中学生:200円
★ 当日券のみ
奈良国立博物館当日券売り場でのみで販売。販売時間は、月~木曜日は午後3時30分~、金・土・日曜日・祝日は午後5時30分~。
★ 入館は夕方から
月~木曜日は午後4時30分以降、金・土・日曜日・祝日の午後6時30分以降に使用できる。
※全て第70回正倉院展の情報です
まとめ
正倉院展は毎年多くの方が来られ混雑が予想されるので、なかなか子供と一緒に行くのは難しい部分もありますが、少しでも混雑を避け、お得に行く方法を活用することで、歴史を学ぶ良い機会になりますよね。ぜひご参考になさってください。