敬老の日って、ご年配の方の日だってことは分かりますが、
その意味や由来を知らない方も多いのではないでしょうか。
子供ができて、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんになった両親に、
孫から何かした方が良いかな、と思いながら何もできずにいます。
今年こそは何かするぞ!と思い、
敬老の日の意味と由来
敬老の日のお祝いは何歳からするもの?
敬老の日のお祝いに何する?のしは?
について調べましたので、お話していきます。
敬老の日の意味と由来は?
そもそも敬老の日って何でしょうか?
何となく、孫からお祖父ちゃん・お祖母ちゃんに感謝を伝える日かなーと思っていたのですが
・・・ちょっと違いました。
敬老の日は、
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日
つまり、「孫から」とは限らず、社会につくしてきたご年配の方達を敬い、長寿をお祝いする日ってことなんですね。
では、この「敬老の日」、どのような由来でできたのでしょうか。
これには諸説あります。
・聖徳太子が、今でいう老人ホーム(「悲田院」)を作ったことによるもの
・元正天皇が「万病を癒す薬の滝」とされる養老の滝に御幸し、年号を「養老」に改元したことから
・兵庫県多可郡野間谷村で、「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まり。「敬老会」は、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨から開いたもの。
いずれにしても、老人を敬い、大切に思う気持ちからきています。
いろいろな困難を乗り越えて、社会につくしてきた人達を敬う気持ちは、今も昔も変わらないですね。
敬老の日お祝いは何歳から?
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日
である「敬老の日」ですが、一体、お祝いは何歳からすると良いのでしょうか。
敬老の日のお祝いは、○○歳からする、という決まりはないようです。
一般的に高齢者と言えば「65歳以上」を言いますが、実際のところはどうでしょうか。
私の父親は65歳ですが、毎日とても元気に過ごしています。
退職はしていますが、趣味やボランティアで毎日忙しく過ごしているので、「高齢者」というイメージとは少し違います。
「高齢者」は何歳からか?というある調査では、「70歳から」や「75歳から」と答える人が多かったようです。
確かに65歳から高齢者、というのは少し早いかなという印象ですよね。
人によって感じ方は様々だと思いますが、60歳代で敬老の日のお祝いをされると、少し複雑な気持ちになってしまう人は多いのではないかと思います。
じゃあ何歳からだったら良いのか?
と言われると難しい問題です。
ですので、年齢ではなく、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんという立場になった時にお祝いとすると良いのではないでしょうか。
私は子供が1歳の頃に、子供を保育園に預けて働いていたので、両親にはとてもお世話になりました。
子供が熱を出した時や、残業の時など、よく実家で預かってもらっていました。
ですので父の日や母の日にはプレゼントを贈っています。
でも孫(私にとって子供)からは何もプレゼントしていないです。
そこで、敬老の日に孫から何か贈り物をする、というのも良いかなと思います。
お祖父ちゃん・お祖母ちゃんからは、いろいろな事を教えてもらったり、一緒に遊んでもらったり、お菓子をもらったり、たくさんのことをしてもらっています。
ですので、敬老の日には、日頃の感謝や長生きをして欲しい気持ち、尊敬の気持ちを込めて、孫からプレゼントをすると、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんは、とっても喜んでくれるのではと思います。
敬老の日のお祝いに何をする?のしは?
では、敬老の日のお祝いに何をするのが良いでしょうか。
孫からプレゼントとするとすれば
・似顔絵
・お手紙
が多いですよね。
似顔絵やお手紙は、孫の成長を感じれるとても良いプレゼントだと思います。
実際にうちの両親も孫からの似顔絵のプレゼントを、とても喜んでいました。
幼い子供が描く絵って、かわいいし心が和みますよね。
また、小学生になれば、簡単な料理ができるようになるので
・手料理(お菓子や卵料理など)
はいかがでしょうか。
小さな手で一生懸命作った孫の料理は、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんにとって、特別な料理になると思います。
もう料理を作れるようになったのか、という成長の喜びだけでなく、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんに食べてもらいたい、という孫の気持ちが、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんにとっては、とても嬉しいものだと思います。
また、これは、私が父の日のプレゼントでおこなったことなのですが、お祖父ちゃんと孫のお揃いの服を贈りました。
父(お祖父ちゃん)がとても喜びましたので、おすすめです。
おじいちゃんと孫のお揃い 普段も着れるお揃いコーデどうやって探した?父の日体験談
孫に服を選んでもらって、お祖父ちゃんと一緒に着たい!とプレゼントすると、とっても喜ぶと思います。
また、孫(子供)と一緒に、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんの好きな物をプレゼントするのも良いですよね。
とてもお世話になっていて、きっちりと贈り物をしたい時など、のし紙をつける場合は、
表書き:「敬老の日御祝」「御祝」「寿」
水引き:紅白の蝶結び
名入れ:フルネーム、下の名前、孫一同など
とすると良いですよ。
また、孫の年齢が20歳になった時や、社会人になった時など、お孫さんからお祖父ちゃん・お祖母ちゃんに、のし紙を付けて贈り物をすると、その成長に驚かれるかもしれませんね。
敬老の日の意味と由来は?お祝いは何歳からで何をする?のしは?―おわりに―
敬老の日は、長きにわたり社会につくしてきたお年寄りを敬い、その長寿をお祝いするものですが、お年寄りの年齢が決まっていないことから、どのタイミングでお祝いをするのか難しいですよね。
しかし、お孫さんからであれば、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんへお祝いの品を贈るのは、年齢に関係なくできそうです。
いろいろな困難を乗り越えて、社会につくしてきたことって、本当にすごいことだと思います。
また、敬老の日を機会に、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんに昔話を聞いてみる、というのも良いですよね。
お祖父ちゃん・お祖母ちゃんを、敬い、大切に思う敬老の日を、大切にしていきたいと思います。